世説新語 (新書漢文大系) 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2  
  後漢から東晋頃の逸話集である『世説新語』の抄訳本です。
  書き下し文・訳文のみで白文が無いのは残念ですが、完訳本で白文を掲載している『新釈漢文大系シリーズ』の『世説新語』(上)(中)(下)が入手困難な現在では、入門書としては良書といえます。
 
  三国志関係を調べている方にも一読の価値はありますよ。   | 
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漢文の話 (ちくま学芸文庫) 価格: 998円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1  中国文を読むことにかけて、当代随一の著者による、日本語と中国語の比較の
 話である。
 漢文は、われわれが高校で学んだ「訓読法」によって、中国語を読む独創的な
 方法であるが、われわれ日本人も、中国人のように中国語を読めないわけでは
 ない。吉川氏は初期から、学生に、原音で教えてきたのであり、「そうでないと、
 詩も文章も、そのパトスにまでわたって把握できないと信ずるからである。」
 と言われる。(047ページ)
 そして、ご自分の体験に基づいて、漢字の多さに無用の恐れを抱くことはない
 こと、また、学習の初期に   | 
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大学入試ぶっつけセンター漢文―最短攻略!!必出句法86 (シグマベスト) 価格: 630円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1  非常に簡単。1ページごとに短い漢文+訳・読み順・短い解説(句法など)。
 漢文に対する慣れを養うのに最適。2日程度で終われる。
 問題なのは、簡単すぎるため、習い始めの人用でしかないこと。
 
 この本の後に漢文の参考書を1冊やっておけば(基礎漢文問題精講など)センターで50点満点中40点以上とる事が可能。素早くやってしまおう。   | 
漢文を学ぶ〈1〉 (小さな学問の書) 価格: 300円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2  漢文を高校で教えています。何か肩肘張らずに、生徒が興味を持って読むことが出来る漢文関係の本がないかと探していた時にこの本に出会いました。かなりお勧めなポイントは、
 1・1話が、2ページと読みやすい。
 2・話の中身が、現在の生活に密着している。
 3・出典がしっかりしている。
 4・レイアウトが良くて、見やすい。
 5・286円と、安い。
 「漢文が苦手だ」という人には、是非読んでいただきたい。(一)?(四)まで出版されているが、まず(一)からどうぞ。でも、楽しいから四巻全部買う事になるんだけどね。   | 
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貞観政要 上 新釈漢文大系 (95) 価格: 8,820円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2  「創業と守成」でおなじみの本ですが、この本が書かれてから1000年以上たった今でも通用する話がたくさんでできます。
 帝王学の書として有名ですが、家臣たちが諫めることも多く出てきて、部下としてどう上司を支えていくかということにも勉強になります。
 漢文と現代訳が同時に収録されているので、読みやすく知識も高まります。組織の中にいて、悩んでいるときに読むとヒントが見つかるかもしれません。   | 
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宮下のまかせろ!即解センター漢文―代々木ゼミ方式 価格: 1,050円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3  この本は理系の私にとって画期的でした。
 いつもセンター漢文は勘でやってました。
 とくに漢字一致。こんなん分かるか、って勢いでした。
 でも、この本には解き方が順序だてて書いてあります。
 その順序で確実な答えを導き出します。
 それをセンターの過去門などで自分で出来るよう練習します。
 これで勘の不安定から逃れることが出来ます。
 
 日本語は中国から来たんだなってしみじみと感じた一冊です。   | 
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空海の詩 価格: 1,890円 レビュー評価: レビュー数:     |